酒とか食べ物とか: 2020年8月アーカイブ

別のエントリーでも書いたが、8月最初の連休の最終日。高校時代の友人の退院祝で(ただし、退院したのは 1年、いや、2年くらい前(^^;)酒宴を開いた。

まだまだ新型コロナ感染の収まらないこの世の中。メンバーは祝福の対象であるトンPと、俺のライブ観賞仲間であるテッSの三人だけである。この人数なら楽にソーシャルディスタンスが保てるであろう。

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退院をお祝いされる側であるトンPに、「君の退院祝をするから店を探して予約しといてくれたまえ」と指示、いや、お願いをし、宴の場所はトンPお勧めの「酒奏 Sinmi」となった。
俺も訪店したことがあるが、酒も料理も美味い良い店だ。さすが料理人トンP。

最初に瓶ビールで喉を潤すと、すぐに日本酒に切り替えた。

せっかく美味そうな日本酒を色々置いている店である。ビール飲んでる場合じゃないわ!!

最初に注文したのは「田酒 NEW YEAR ボトル 2019 純米吟醸 生酒」(青森)である。微炭酸のうすにごりの酒。
「田酒」は以前純米酒は飲んだことがあるが、純米吟醸酒は初めてだった。
これがもう、無茶苦茶美味い。吟醸酒らしい澄んだ甘みが舌を蕩(とろ)けさせる。

あるグルメ漫画の原作者が「最近吟醸香が苦手になって・・・」と発言して以来、ミーハーなグルメ親父どもが「やっぱり酒は純米酒がいい。吟醸酒や純米吟醸なんか飲んでるのは素人。本物の酒飲みではない」・・・とか言い出すケースが増えた。大間違いである。

吟醸造りによってより強調された、米が本来持つ甘い香りが鼻孔をくすぐる幸せ。それは時にメロンのような香りであったり、濃厚なバナナのような香りであったり。様々な表情を見せるのだ。それを「吟醸香」などという言葉ひとつで済ませてしまうような乱暴な舌の持ち主の言葉をありがたがって、しかもそれを真似て「吟醸酒なんて」とかいうてるお前、お前だ、お前。恥を知りなさい。

吟醸酒、純米吟醸酒の味がわからないやつはコカ・コーラでも飲んどけ!!はぁはぁはぁ・・・

もう一度言うが、田酒の純米吟醸酒、むっちゃ美味ぇ~

そして、そんな美味い酒に合わせる肴は、「里芋の唐揚げ」と「しめ鯖」である。「しめ鯖」はいい値段がしたが(笑)、それに見合う味であった。美味い肴は好い酒と親和性高い~

次に注文したのは「農口尚彦研究所 JUNMAI 純米無濾過生原酒」(石川)。単純に「農口尚彦研究所」という名前に惹かれたのである(笑)。酒の銘柄に「研究所」って・・・
ちなみに、Sinmi のお品書きによると、農口尚彦氏は「酒造りの神様」と呼ばれる杜氏だそうな。

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これには、「ウツボの唐揚げ」「ちゃんばら貝旨煮」を合わせる。ちゃんばら貝とはマガキガイのことで、なかなかの高級珍味であった。ウツボの唐揚げは以前も食べたなあ。「あのウツボがこんなに美味しいの?」という驚きはあるが、まあ、普通に他の白身魚のほうが美味い(笑)。話のネタに一度食べたらいいかな。

で、酒の方だけど、皆「田酒の方が美味かったな」という同意見。研究所の方は少し酸味が強いというか、トンPが「昔は美味いと言われていたような味」と言っていたのが言い得て妙というか、つまり、「大吟醸美味え」と喜ぶ俺らに「大吟醸が好きとか、素人か(嘲笑)」と蔑んだ眼を向けてくるような輩が喜びそうな感じ。

そして最後は郷土の酒「五橋」と、「いぶりがっこ葉わさびチーズ」をポリポリ、バリバリやりながら、俺たちは美味い酒と美味い肴が織りなす味の二重奏に酔いしれたのであった(と、「酒奏 Sinmi」っぽくまとめたぞ(笑))
土橋に「新台湾料理 唐人楼」という中華屋がある。

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このブログにもちょくちょく出てきているので検索してみてほしいが、注文伝達ミスやコックのやる気の無さなど、毎度毎度俺を苛つかせ、でも最終的には「まあ、料理は美味いので許す」となっている店だ。

麺類も美味いんだが、かん水多めの「黄色っぽくて、びよーんびよーんと伸びる弾力のある麺」なのが残念なんだよなあ。まあ、中華屋ではよく使われる麺だが。

そういうこともあって、近くのお客さんのところに寄った帰りに「ラーメンでも食っていこうかな」と思っても、なかなかこの店は選択肢に入らないのだが、先日、なんか無性に「酸辣湯麺」が食べたくなって(疲れてたんかね、俺(笑))、久しぶりに唐人楼を訪ねたのであった。

ここの酸辣湯麺好きなのよね。

まあ、結局、注文したのは「冷やし汁なし担々麺」なんだけど。それとミニ炒飯のセット。台湾ラーメンとの組み合わせなら 880円なんだけど、冷やし汁なし担々麺と組み合わせると 100円アップの 980円(税込)となる。
最近、セットにすると 1,000円超えるお店が多いなか、なかなか良心的な金額だ。

今回は、不思議なほどなんのミスもなく俺の手元に担々麺と炒飯が届けられた(笑)。やればできるじゃん!唐人楼!!
コックさんがちょっと若い兄ちゃん(須賀健太似)に変わっていたからかな?(変わって無い?)

そして、相変わらず料理は美味かった。

最初に炒飯を一口。口腔内を満たすラードと化調の旨味(笑)。これぞ正しい中華料理の味や。
うめぇ。マジでほっぺたがぴくぴくと痙攣した。二、三口と口の中に炒飯を運び込む。

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それから汁なし担々麺を混ぜ混ぜして一口啜る。
しっかり冷やされた麺に驚く。さすが頭にわざわざ「冷やし」ってついてるだけのことはある。夏には嬉しい冷たさやで。びよんびよん麺だけど許す。

つーか、この汁なし担々麺。麻辣のバランスが無茶苦茶ええやん。辛すぎず痺れすぎず、麻味が弱いわけじゃないし、辣味が弱いわけでもなく、両方の刺激はしっかりあるのに、肉の旨味や麺の味もしっかり味わえる。
汁なし担々麺専門店の味とは違う、料理としてしっかり完成している汁なし担々麺だな。

というわけで、この日はただただ料理を楽しむことができたのであった・・・と書こうと思ったら、俺の後に入ってきたお客さんに水出すの忘れてるって、おばちゃん!!
基本的に西日本でのペヤング人気は低い。

Web ページ『都道府県別「好きなカップ焼きそば」調査結果! ペヤングとUFOの境界線は?』でも、きっちり西と東で U.F.O. とペヤングの人気が二分されているのがわかる。

※「日清焼そばU.F.O.」は、UFOの文字の後ろにドットがつくのが正式名称だが、面倒臭いので UFO に統一するね(笑)

山口県の人も、TV で CM を流しているから「ペヤングソース焼きそば」も名前くらいは知っているだろうが、一度も口にしたことがない人もざらにいるだろう。

販売力とか色々な要因があるんだろうけど、そもそもペヤングはあまり美味しくない。
俺も年に一度はペヤングを口にすることがあるが、その度に「ああ、やめとけばよかった」と思う。山口県民からすると、味が薄いというか、味に深みがないというか・・・

不味いとまでは言わないが、そのお金があれば、UFO か、一平ちゃんか、大盛りいか焼そば(あ、これは販売終了か?今なら金ちゃんいか焼そばとか)にすればよかったと思う。

それだけに、西日本で「ペヤングが一番好き」とか言うやつのドヤ顔がいまいちうざい。

まあ、カップ麺も嗜好品だから、そりゃあ本当にペヤング好きな人もいるだろうけど、UFO王国である西日本でもペヤング好きを公言するやつが増えたのって、明らかに「ゴキブリ混入事件」のあとだ。

あのときに、ネット上でペヤング好きを公言し、ペヤング復活を応援した芸能人、文化人の類は多かった。
あの頃、急に俺の身近でも「一番好きなカップ焼そばはペヤング」とか言うやつが増えた。「芸能人や文化人とセンスが似ているイケてる俺」ってところなんだろうな。

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しかもそこに「ペヤングの認知度が低い」西日本の事情も加わり、「え?ペヤング食べたことないの?私が東京に居たときにはよく食べたよぉ」とか、「私はこの田舎者とは違う。東京の文化を知っている」的な優越感まで纏わせてしまったのだろうな(笑)

アホか。こちとら、広島市内でも入手しづらかった(ポプラとかには置いてなかったしな)大昔からペヤングを食し、味も知った上で「やっぱ UFO のほうが美味い」と判断してんだよ。それこそ 30年以上前からな。焼そばバゴォーンとわかめスープもリアルタイムに経験している「焼きそばスーパー世代」の判断として「UFO の方が美味い」とな。

・・・と、ペヤングには複雑な思いをもっている俺ですが(笑)、「ペヤング 獄激辛やきそば」は良いね!
正直、ここまで容赦のない激辛商品はそうそうない。激辛好きなら一度は口にすべき商品ですね。

「ペヤング激辛!やきそば」は食べたことがあって、あれは辛さ的にも味的にもイマイチで、「こんなもん食うくらいなら、UFOに唐辛子ぶち込んだ方が100万倍マシじゃ」と思ってたんだけど(なので「激辛MAX END」は食べていない)、この獄激辛は凄いわ。

食ってる最中も口腔内、喉、そして唇がヒリヒリ痛くて、食べ終わって 30分くらいはそんな状態が続くくらいの強烈な辛さ。最近のカップ麺界では「辛辛魚」などを筆頭に、ラーメンでも焼そばでも「一般消費者を無視した激辛麺」が多数出てきているけど、その中でも一、二を争う凶暴さやね。

ほんま、一発で身体悪くなるわ。ペヤング・・・ここまでやられては評価せざるを得ないな(笑)
もう、何年も行っていなかったので、すっかり忘れていたが「げんこつ屋」の激辛らーめんはちっとも辛くないのだった。

いや、辛いんだけど、これ、広島つけ麺のタレをベースにしてるから(一応、あったかいラーメンなので酸味は抜いてある)、ほんと、あのつけ麺の味で、味に奥がないというか、本当に唐辛子の味しかしない感じ。
こういう味って、結局口いっぱいが辛味で覆われてしまうため、反対に辛味を認識し辛くなってしまうんじゃないだろうか?

とんこつスープの旨味が感じられるのに、そこに強烈な辛味が混じり・・・みたいなほうがよりはっきりと辛味を感じ、「うひょうーー!!辛いぃぃぃぃぃ!!」と思えるんじゃないかね?要は味のメリハリね。

そう。昨夜は久しぶりに「らーめん げんこつ屋 己斐店」を訪店したのである。
10年・・・は経ってないと思うが、本当に久しぶりである。

なので、すっかり忘れていた。この店の激辛らーめんは、唐辛子の味(辛味ではない)がするばかりで、口の中がひりひりと生理的に痛いだけの、旨味も辛味も足らないラーメンだったということを。

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昨夜、「辛さMAX の 10はやめておくか。8にしておこう」と「激辛らーめん」と「ちゃあしゅう飯(はん)」のセットを注文し、最初の一口で思い出した。「この店の激辛らーめんは広島つけ麺のタレみたいな味で、全然辛くない。ただ生理的に痛いだけの激辛だった」と。しかも、何度もこの店の辛さ 10の激辛らーめんも経験済みだったことを。

そして、そして、さらに、「ちゃあしゅう飯」はいまひとつ(チャーシュー少ないし、味も薄い)だったということを。

この店の「魚介とんこつらーめん」は好きなのだ。そっちにしときゃよかった。

いやあ、もともと昨夜は「げんこつ屋」に行くつもりではなかったのだ。ちょっと広島から岩国に帰るときに考え事をしていたら、曲がるべきところで曲がるのを忘れていて、西広島のほうに出ちゃったので急遽「久しぶりに寄ってみた」だけなのである。なので、すっかり昔の失敗を忘れていた。

数少ないラーメンを食べる機会をひとつ無駄にしたぜ(^^;

せっかく家を出るとき嫁さんを「ラーメン、いや、ソーメン。せっかく広島行くんで、晩飯はソーメン食べて帰るわ。ソーメンなら身体にやさしいけえ、ええじゃろ?」と完璧な嘘でだまして出てきたというのに・・・
8/15(土)の昼飯は、次男坊のリクエストで「らあめん彩龍」へ。

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実は彩龍はこの連休の営業を終えると、9/2まで(チャーハン調理で身体を痛めた大将の療養のために・・・かどうかは知らないが(笑))長い夏休みに入ってしまうので、俺も土、日のどちらかで行こうとは思っていたのだ。

しかーし、実は土曜日は朝寝坊をしてしまい、朝飯を食ったのが 10時前。しかもインスタント食品なども含めガッツリと完食。そういうことで、昼飯時が近づいてもまだ腹がパンパンに張っており、「これじゃあ、ラーメン単体しか食べられない」という状態だったのである。

そのため、「彩龍は明日にしよういや」と次男坊と交渉しているところを嫁さんに見つかり、「単体しか食べられんのんならちょうどええじゃ。今日行きんさい」と指示、いや、命令されたのである(^^;

先週は思ったよりお客さんの数が少なかったのだが、今回は一週間前の TV の影響なのだろう。かなりの客数で、11:10頃行ったのだが、席に着けたのは 11時50分の少し前であった。

俺は、「辛らーめん」で「チャーシュー丼セット」を注文した。

結局、ラーメン単体では済まなかった。ただ、ボリューム満点のチャーハンを食べきる自信がなかったのでチャーシュー丼にしてみたのである。
配膳してくれた彩ママに「(作るのがきついチャーハン頼むのを)遠慮してくれたんじゃー?」と聞かれ、「そうよ」と答えたのだが、実は食べきれるか心配だっただけで、まったく大将の身体を慮ってのことではなかったのである(笑)
食えるのなら、チャーハン頼んでた(笑)

腹を空かせた次男坊は容赦なく「コンビ」(ラーメン&チャーハンセット)である(^^;

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しかし、チャーシュー丼、まる 4年ぶりくらいに食べたんだけど、むっちゃ美味いやん!!
俺のブログによると、4年前に食べたときは、「美味いけど、もっとこの身体に悪そうなタレがしっかりかかってたら嬉しい」という感想だった。
しかし、今回はそのタレもたっぷりかかっている。そして、まるでホイップクリームのようにチャーシューの上にのった大量のマヨネーズ。

殺される。多分、これで俺の血圧は 2倍くらいに引き上げられ、俺は血管切れて多分死ぬ
そう思いつつも、マヨネーズとタレをたっぷりと白米とチャーシューに絡ませて、それをぐわしぐわしと口の中に掻き込んだら・・・

ああ・・・天国ぅ・・・

さらに、この甘いタレと辛いラーメンが紡ぎだすシンフォニー。辛らーめんにして大正解!!

次もまたチャーシュー丼にしよう。9月にならないと店開かないけど(笑)
以前から、何度か入ってみようとしたものの、いつもカウンターは客でいっぱいで、チラっと覗いたあとに静かに入り口の戸を閉める・・・ということの繰り返しだった「焼鳥屋 雷(かみなり)」に初めて入ることができた。

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7月に岩国国際観光ホテルのレストランで職場の飲み会があった帰り。岩徳線で帰るためにホテルのバスで岩国駅まで送ってもらったんだけど、次の便(最終)が出るまで 1時間半以上あったので時間つぶしに中通りへ。
でも、「ととや」はいっぱい。ちょっと横の通りの「栄作」も覗いてみたけどいっぱい。あららと思いつつ「雷」を覗いてみると、なんと(奥の小さな座敷では女子会らしき宴が開かれていたが)カウンターには端っこに一人客がいるだけであった。ラッキー。

入り口のアルコール消毒液で手を清め、さっそく横の客とソーシャルディスタンスをとってカウンターの真ん中にどかりと腰を下ろす。コロナ禍は大変だけど、こうして以前はなかなか入れなかった店に入れるのは数少ない「コロナ社会のいいところ」かもしれん。怒られるかもしれんが(^^;

置いている日本酒の種類は少ない。冷酒は「獺祭 純米大吟醸45」と「雁木 純米無濾過生原酒」だけか。注文して、自分で入り口近くの冷蔵庫に収められている 300ml瓶を取りに行く。1時間ほど時間をつぶすには、300ml瓶はちょうどいい。価格もお手頃だった。

まずは「焼き鳥 5本セット」を注文。素材の肉は美味いし良い焼き加減なんだけど、ちょっとタレが俺の好みからすると甘いなあ。よくスーパーなんかで売ってるタレ付きの焼き鳥のセットあるじゃん。あのタレの味に近い。
まあ、スーパーで売ってる焼き鳥があの味ってことは万人受けする味なんだろうし、岩国の飲食関係者でも「雷、美味しいじゃろ」って言う人いるんで悪い味じゃないんだと思うが、俺には甘いな。

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焼き鳥 5本では 300ml の酒は消費出来ないので、次に「あさりバター」を注文。
けっこうあっさりめの味付けで、これは日本酒にも合うね。ただ、なんか変な匂いがする。しばらく嗅いでて、ああ、ネギの匂いか・・・と気づく。

こういう匂いのネギなのか、ちょっと鮮度が落ちちゃったか・・・
鮮度の問題だとしたら、コロナ禍のせいなんだろうなあ。来客数読みづらいもんな。

というわけで、今回の肴の味は俺の好みではなかったけど、ちょっとレトロで雰囲気いいし、大将も強面で寡黙な人だけど、TVに出た西川峰子を見て「昔の西川峰子はきれいだったよねえ。あ、西川峰子知らんかった?ごめん、ごめん」と唐突に話しかけてきたり、実はフレンドリー?(笑)。

22時まで飲んで外に出ると、もう看板の灯は消えていた。コロナのせいで、時短営業なのか?
機会があればまた行きたいなあと思いつつ、岩国駅に向かう俺なのであった。
先週金曜日、リビングで一人 TV を見ていると、長嶋一茂、高嶋ちさ子、石原良純などが好き放題にしゃべりまくるトーク番組「ザワつく!金曜日」に、いきなりあのチャーハンネタで「らあめん彩龍」が登場・・・

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いつも「コンビ」(ラーメン&チャーハンセット)を注文する俺としては、「大将、ごめんなさい」と耳に痛い内容だったのだが(笑)、観てたら猛烈に彩龍のチャーハンが食べたくなった。

ええ、ええ。行きました、行きました。次の日(笑)
「この放送でまた客が殺到して『密』になっとるかも」とビビる娘をおいて、息子と二人で 11時30分頃、彩龍へ。チャーハンを使って間接的に大将の身体を壊しに(笑)

まあ、入り口に人が溢れているようなら帰ろうと思ってたんだけど(コロナに感染すると家族の生活や人生まで変わってしまうからね。やっぱり慎重に)、待ち状態なのは、俺ら二人と、その前にもう一人だけ。放送のあとというのに、やはりコロナがぶり返している影響か、驚くほど人は少ない。

俺らのあとに三組ほど来られたが、二組は車の中で待ち、表のベンチに座っているのは俺らと一組の家族だけだった。これなら十分ソーシャルディスタンスも確保できているだろう。

そして、ついに俺らが入店する番が。
いつもは「唐揚げ定食」を頼む息子も、この日は「コンビ」を頼むという。多分、放送のせいでいつも以上に「コンビ」の注文は多いはずだ。そこにまた「コンビふたつ」を注文する申し訳なさ・・・(^^;

まあ、でも、レジの人、知らない人だしいいか・・・と思ったら、レジ打ってるの、小学校で保護者仲間だったKちゃんやん!!バイトしてたんか!!これじゃ、俺が「コンビ」を頼むのがバレバレじゃん!!(ちなみに、ここは前金制)
パニクった俺は、なぜかKちゃんに「すみません、すみません」とペコペコ頭を下げつつ「コンビをふたつお願いします」と注文していたのであった。

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なんでKちゃんに頭を下げんといかんかったのか!?

というわけで、「ラーメンとチャーハン欲しさにレジの人にペコペコ頭を下げる、ある意味漢(おとこ)らしい父親」の姿を息子の瞳に焼き付け、俺たちは無事、彩龍の久留米ラーメンとチャーハンにありつけたのであった。

やっぱチャーハン、美味いわ。(ラーメンもだけど)

ソーシャルディスタンスを考慮して入店者数を抑えた店内でゆっくりと「コンビ」を堪能した俺は、厨房の中の大将と目が合わないようにうつむきつつ、逃げるように店をあとにしたのであった。

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