酒とか食べ物とか: 2017年12月アーカイブ

この間広島でエム井さんと呑んだ時の話。

20171215_sour-ya1.JPGメインの店の予約時刻までまだ時間があったので、どこかで時間をつぶそうかと訪ねたのが、自称「広島で初めてのサワー専門店」である「袋町サワー専門店 SOUR-YA(さわや)」である。

「魚寅」の横って言ったらわかるかな。袋町小学校の前ね。

まだ出来たばかりの店で、店員さんもがんばってはいるが、ちょっとバタバタしてる感じだったな。でも、俺とエム井さんが店の前で「どうする?入る?」「どうしましょう?」なんて話をしていたら、店の中からすぐに女の子が飛び出してきて、「どうぞー!!すぐ座れますよー!!」と積極的に呼び込みする姿勢は清々しくて良かったな(笑)

中は明るく清潔な作りだし、若い子が彼女を連れて呑みに行っても大丈夫そう。
ただ、カウンターの向こうの店員が串を焼く場所が客が座っているところより一段高くて、その分カウンターとの仕切りの壁も高くなってて、なんか圧迫感があったな。
高い壁に向かって座って飯を食ってるような(^^;

20171215_sour-ya2.JPGそれと、サワー専門店って言うわりには、びっくりするほどサワーの種類があるわけではない。
色々なサワーがある店というより、サワー以外の酒がほとんどない店。だからサワー専門店・・・って感じかな。今のところはね。まあ、この辺は「サワー専門店」の称号に違和感が無い程度には、これから充実させていくんじゃないかね。

あと、俺はちょっと変わり種で「三島食品ゆかりサワー」490円也を呑んでみたけど、あんま美味くなかったな。ベースになっているサワー(しそサワー?)が何か薄くて。話のネタに呑むのなら・・・ってレベル。他のサワーは呑んで無いので実力わからず。

食べ物の種類もまだ少ない(店長らしき兄ちゃんも「開店したばっかりなんで、まだメニューが少ないんですが・・・」と言うてた)んだけど、「さわや名物肉巻き野菜串」メニューの中の巨大な豚バラとレタスを巻いた「レタス串」250円也とか、なかなか面白いし、美味しかったよ。

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あと、「アスパラ串」250円也、「エノキ串」230円也も食べたけど、アスパラがちょっと臭み(アスパラが苦手な人は「うっっ」となりそうな)があったのが残念かな。
まあ、「レタス串」は一度食べてみんさい。でかいんでギャートルズ気分で(笑)

11/14(火)にオープンしたばかりの店で、俺らが行ったのもちょうど一ヶ月後。
まだまだ試行錯誤をしているところだと思うんだけど、店員も気のいいにいちゃん、ねえちゃんばかりだったので、真面目に丁寧な商売をしていれば、どんどん客はついてくると思うね。隣の「魚寅」が良い例だよね。

ほんと、色々な店が広島にできるのは嬉しいので、がんばってもらいたい。(←上から目線だけど(笑))
12/9(土)のユニコーンのライブのあとは、通常であればエム井さん、Cコさんとどこかの呑み屋で反省会となるのだが、この日は俺は家族(嫁、次男坊と一緒)で参戦していたので、BLUELIVE HIROSHIMA でおふたりとは別れ、家族で反省会となったのであった。

20171209_goodtime1.JPG毎度のことだが、「観客側のお前らが何の反省会?」という疑問は持たないでいただきたい(笑)

親子三人で向かったのは、ホットドッグ専門店の「GOOD★TIME」。そう。全国200万人の熱烈な「電気ウナギ的◯◯」ファンの方なら記憶にあるでしょう。前日の12/8にもW■さんと飲みにきていたあの店ですよ!
バーカウンターもあって、お酒も飲めるお店なのである。

前日、「明日も家族連れてきますね」とマスターに言っていたのだが、ちゃんと覚えていて歓迎してくれた。

俺はホットワインとソーセージの三種盛り、サラミなどツマミになるものを頼み、嫁さんと次男坊はそれぞれホットドッグのセットを注文した。
嫁さんは生ハムサラダのついているセットにしたが、次男坊は「一番安いセットでいいので、ホットドッグをもうひとつ追加したい」と(笑)
結局次男坊はこの後もホットドッグをおかわりし、計 3コも食べた。今度から「GOOD★TIME」に来る前はおにぎりを食べさせないといかんな(笑)

嫁さんも次男坊も随分この店を気に入ってくれたようだ。次男坊など、ここから徒歩20分はかかるであろう江波のおじいちゃん、おばあちゃんの家に泊まった時は、一人でも歩いて訪店したいと言っていたほどだ。
そこまで気に入ってくれると、連れてきた側としても嬉しい。

ところでこの日は、3つあるテーブル席の 2つが埋まり、カウンターにも3~4人の客が座っているという、この小さな店にしては盛況で、しかしマスター一人で切り盛りしてて、そのせいか注文品が出て来るまでにかなり待たされた。最初のホットドッグのセットが出て来るまでに 30分くらいかかったんじゃないかな?

20171209_goodtime2.JPGいや、それを怒っているんじゃなくて、反対にマスターの身体が心配になった感じ。
店の壁にも「スタッフ急募」の紙が貼られてたんだけど、なかなか観音の方だと夜まで働けるバイトの確保は難しいんかね。

帰り際に「大変やね」とマスターに声をかけると、「いや、今日はたまたま(忙しい状態)で。いつもはこんなことなくて。今日はおまたせしてしまってすみません」なんて言ってたけど、随分疲労困憊な様子に見えた。
観音近郊の接客が得意なお姉ちゃんは、ぜひ「GOOD★TIME」でアルバイトを!!

そんな風にマスターの様子が気になったので、長男用にお願いしていた持ち帰りのホットドッグを店に忘れてしまい、慌てて取りに戻ったのであった(^^;;;
12/16(土)の夜は、嫁さんは娘を連れてママ友主催の正月しめ飾りリースを作る会(名前は俺の想像(笑))に出かけ、次男坊はカヌー部の合宿で鳥取、いや島根?に。そして長男坊は岩国駅近くの塾へ・・・という状態で、家には俺一人。晩飯は何を食ってもいいと。神様が俺に自由をくれたのです!!

さて、お気に入りの動画でも見て性欲を満たそうかなとか思ったんだけど、食欲が勝ってしまいましたよ、食欲が。
いつもなら岩徳線で帰ってくる長男坊を玖珂駅まで迎えに行くんだけど、「岩国駅前まで迎えに行ってやる」と息子に LINE すると、俺は愛車デッキバンを駆って「来来亭 岩国店」へ。

途中、「スエヒロ 欽明路店」に吸い込まれそうになったけど我慢して、立石町の「来来亭」までひた走ったのであります。
実は昨夜(てか、今朝か(笑))、深夜 2時まで呑んで朝帰りだったのに(笑)。その夜、こってりラーメンを欲しがる俺の精力に惚れたかね?うふふ。

20171216_rairaitei.JPGこの日の「来来亭」は米軍関係の団体さんがずらっとカウンターに陣取ってて、本当に端っこにひとつだけ席が空いているという状態。
横の方からのものすごい圧力を感じつつも(元気だからな、軍関係者)その席に座り、注文したのは「こってりワンタン麺」830円也。
もちろん、「カタメン」「濃いめ」「背脂多め」「ネギ多め」のオプションで(笑)

自分で「濃いめ」にしといてあれですが、安定の「身体に悪そうなこってり濃いめスープ」(笑)。麺をすするごとに、命が 3日分削られていくようやわ(笑)

でも、「来来亭」は美味いね。
この「濃いめの好きなデブ」の俺でも、最後の方はしょっぱく感じるくらいなんで塩分もたっぷりなんやろうね。ま、気にせんけど(笑)
自由だ!!俺は自由だ!!

ただ、あいかわらずワンタンの中の具は少なめ。いやあ、ラーメン屋のワンタンはこんなもんか。下手に「上海総本店」の「ワンタンメン」を知ってしまったが故の不満か(^^;
まあ、全体的に俺の好きな味のラーメンなんで、許す、許す。俺は自由だし!

で、帰りに塾の前で息子をピックアップ。そう。俺は息子を塾まで迎えにきたのだ。決して、わざわざラーメンを食べに来たのではない。俺はそんなデブではないと自分に言い聞かせ家路を急いだのであります(笑)

ところで全然話は変わるんだけど、「来来亭 岩国店」ってカード使えんじゃん。レジのところにも日本語と英語で書いてあるし。でも、米軍関係者って、コントをやってるように皆カードで払おうとするんやね(笑)
その度に店員が「ノーカード、ノーカード。キャッシュ、キャッシュ(←意味通じてた)」って言って現金で精算させてたんだけど、次の客もカード出すし(^^;、とうとう「現金は全くモッテマセーン」という強者米軍兵が出てきて、「じゃあ、もう後日でいいです。後日で」ってなってた(^^;
「鉄板焼 鉄華」で日本酒を堪能し、おかげでお好み焼まで辿り着けなかった俺は、しかしお好み焼への思いを断ち切れず(^^;;、次の日の晩飯を十日市のお好み焼き屋「みつ」でとったのであった。

時期的にグループ客が多く、テーブル席はほぼ埋まっていた。一番奥の、無理やり置いたような小さな席に着くと、注文したのは「スペシャル(生イカ、生エビ、エビ天入りの肉玉そば)」の1.5玉。1,000円也。

20171222_mitsu.jpgがっつりいきたいけど、ダブルってほどじゃないんだよなあ・・・と悩んでたんだけど、1.5玉があってよかったぁ(笑)
そして、実際、ちょうどいい量だった。

ところでこの日の「みつ」のお好み焼はパリッバリだった。いや、いつも端(外縁部)の方はパリパリなんだけど、この日はもう全体的にパリっパリ!!であった。
ちょっと、焼く時間が長過ぎたとか、失敗があったのかね?

ただ、個人的に「大好物」です(笑)

あ、改めて写真見ると、やっぱなんか変だな。お好み焼上部にこんなに焼きそばが露わになってるもんだっけ?
この時はもう「お好み焼、お好み焼!」ってがっついちゃったから気づかなかったけど(^^;;
ほら、俺って、下半身は凶暴な大人のアレだけど、心はピュアな少年そのものじゃん(笑)何も疑わず、「パリパリ美味い!パリパリ美味い!」って食っちゃったよ(^^;;

でも、これは明らかに失敗作の匂いがする(笑)

ただ、しつこいようですが、個人的に「大好物」です(笑)

次回行った時、同じ失敗してくれんかなあ・・・(笑)

<余談>
お冷がセルフのウォーターサーバになってました。いや、「あれ?水のポットは?」と一瞬戸惑ったんで書いとく(笑)
この金曜日は一ヶ月ぶりの「鉄板焼 鉄華」。火曜日に訪ねた時は定休日だったんで(^^;;;

あまり顔を出さないのに、店主は俺のことを覚えていてくれて、俺が何から呑もうかメニューを見ていると「S.D.S はもう呑まれましたっけ?」と声をかけてくれた。

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「鉄華」で 209本限定の日本酒を飲んだ』というエントリーで書いた「桜吹雪 S.D.S」のことである。209本限定のうちの 2本が「鉄華」に入ってきていたが、どうも 2本ともすでに空いてしまったらしい。すごく気に入って、一人で 7合呑んでいった人がいたそうである(^^; 俺も呑んでおいてよかった。

いや、ほんと。「鉄華」は鉄板焼屋だし、店主もまだ若いというのに、日本酒のこだわり具合は特筆ものである。こういう店があって本当に嬉しい。

というわけでこの日も、鉄板焼屋だというのに取り敢えず「漬物」を頼んで(笑)、店お薦めの日本酒を呑むことにしたのである。

まずは、「戦勝政宗 特別純米 ひやおろし」(宮城県)。宮城の酒だし、わざわざ「政宗」と名乗ってるわけだから、伊達政宗由来の酒だろうと思ったのだが、やはり製造元の「勝山酒造」は「仙台で現存する唯一の伊達家御用蔵」だそうだ。

そういう歴史にどっかり胡座をかき、古臭い味を守っているだけの酒蔵もあるのだろうが、「戦勝政宗 特別純米」は純米酒でありながら吟醸酒のようなやわらかい甘味も感じられ美味い。今風の味だ。しかし、それでいて、ちゃんと純米酒らしい芯の強さも感じる。
「せせり焼き 柚子胡椒」という、辛味が強く、たっぷりの脂を含んだ、日本酒と合わせることにちょっと躊躇しちゃうような肴をあててみたが、全然負けない。これは美味い酒ですよ。

「ああ、幸せ、幸せ」と感嘆しつつ、小さな黒板に書かれた本日お薦めメニューを見ていると・・・ああ・・・見落としてた。これがあったか・・・

「あん肝」・・・大好物(笑)

一杯日本酒を呑んだら、すぐにビールに切り替えて、お好み焼を焼いてもらってフィニッシュ!というのが当初計画していた内容なのだが、いや、もうお好み焼は諦めた。「あん肝」をいくぞ、「あん肝」。
二本目のお酒と「あん肝」を注文する。

日本酒は「天狗舞 冬吟 純米吟醸生酒」(石川県)を。
ほどよい甘味で、やさしく舌の上に広がる味。この日呑んだ二杯の日本酒はどっちも当たりだった。

ただ、「あん肝」の濃厚な味と合わせるなら「戦勝政宗」の方がよかったかもな。

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なんちゅうてもこの「あん肝」がいいサイズで、しかも 1cm 近い厚切りで供されるもんだから、一口パクっといくだけで口の中に芳醇、濃厚な肝の味が広がる。美味い、美味い。お好み焼を諦めても悔いの残らない味だ。

すっかり(鉄板焼屋なのに)美味しい日本酒とナマ物(あん肝)を堪能した俺が上機嫌で精算をしていると、店主が「また来てください。今度、香川県の美味い酒が入る予定なんです」と声をかけてくれた。
でも、「香川県?香川に美味い酒なんてあったっけ?」と俺が返すと、「あれ?香川じゃなかったかな?香川の酒だと思うけど。うーん・・・わからない。違うかも」と苦笑いを浮かべる店主。

こういうおちゃめなところも店主の魅力なんだと思うわ。なんか、俺と同じ高さの目線で酒の話をしてくれて、すごくリラックス出来るんよね。

香川の酒(?)呑みにまた伺います(笑)
木曜日は、「鉄華」で晩飯&晩酌をしたあと、多分、今後はほとんど寄れなくなるであろう「西乃屋」を 4ヶ月ぶりに訪ねてみた。

20171221_nishinoya1.JPG店には、アキラ100%似の店主(あ、雰囲気が似てるだけよ。もちろん全裸ではありません)と、カウンターにお客さんが二人。
よかった。久しぶりなんで店主と二人っきりじゃ何か緊張する。長く顔を出してなかったし。
そしたら店主に「初めてですか?」なんて聞かれちゃって、すっかり忘れられてるわ(^^;
ま、以前もそんなに来てなかったし、4ヶ月も訪店してなかったんで仕方ないか(^^;

「ハートランド」550円と、串は「白肝」320円、「かしわ」270円、「ささみ(わさび)」240円、「うずら」170円と注文。

「ハートランド」を一本呑んだら帰ろうと思ってたんだけど、ほら、ここの串、普通の店の 2倍くらいの肉の量じゃん。焼けるのに時間かかるのよね(笑)
「白肝」、「うずら」は比較的すぐに出てくるので、それを食べながらグビグビ呑んでると、次に「かしわ」が出てきた時点で既に「ハートランド」は空に(^^; くう。仕方ないのでもう一本追加(笑)

でも、今度は「かしわ」「ささみ」を食べ終わってもまだ「ハートランド」が残ってる。
俺、何か食いながらでないと酒呑んでもあんま美味しく感じないのよね。ってことで、「さばしお」320円を追加。これ、塩サバを小さく切ったものが串に刺されて出て来る。変わってるな。

そんな酒や肴たちとの戦いを繰り広げながら、隣のお客さんの話を聞くとはなしに聞いていると、なんか猟の話をしている。二人連れの一人が銃猟をされるようなのだが、店主も銃をもってるとかそんな話になっている。
俺は立ち呑み屋などで、こちらから他のお客さんに話しかけたりってことはまずしないんだけど、とうとう好奇心を抑えられず、「猟をされるんですか?」と話しかけてしまった。

どうも、常連さんもマスターも鳥を中心に猟をされているようだ。常連さんは一種免許だけど、マスターはもっぱら空気銃で鴨などを撃たれているとか。もう10年選手だって。
お二人とも良い空気銃を持っているようで、俺の愛銃・エースハンターについては常連さんが「あの、ポンピングするやつじゃろ?あれ、当たるん?持っとる人、初めて見た」と大ウケだった。まあ、馬鹿にされてたんだけど(^^;

20171221_nishinoya2.JPG
それからしばし「山口県は鳥が多くていいよねえ」みたいな猟の話で盛り上がったので、またも「ハートランド」を一本追加してしまった(^^;

しかし、銃猟師という希少種にまさか立ち呑み屋で会えるとは(笑)
銃に詳しくない友人とか連れていって自慢げに銃猟の話なんかしてたら大恥かくところだったぜ(笑)

ということで、「西乃屋」の大将にすっかり親近感が湧いたのだが、悲しいことに 1月以降はほぼ訪店する機会はなくなるだろう。
12月中にもう一度行っておくか・・・ってお店がたくさんあって無理かな(^^;
20171215_kokoroya4.JPGおっと。酒の感想書いとかないと忘れちゃうな。
今度飲みに行った時に「あんまり俺評価の高くない酒を再び呑んでしまわない」ように、メモは必要ですよ、メモは。

特に「心屋」は日本酒の品揃えが充実しているので、別のエントリーにも書いたようにいつも以上に呑んでしまったし(^^;

金曜日に俺が「感動ほろよい処 心屋」で呑んだのは以下の 6銘柄。
どれも一杯 432円也。冷酒でいただきましたぞ。

「黒牛 純米酒」(和歌山県)
「南部美人 特別純米酒」(岩手県)
「小左衛門 特別純米」(岐阜県)
「三千盛 本醸」(岐阜県)
「常きげん 山廃仕込純米酒」(石川県)
「豊盃 純米しぼりたて」(青森県)

で、呑んだ感想なんだけど、「黒牛」は俺的にはハズレ。旨味があまりなくて辛いだけの印象。

「南部美人」は甘味があって美味かったなあ。Mイさんが同じ岩手の「月の輪」を呑んでたけど、ちょっともらったら、辛いんだけど旨味が強くてこれも美味い酒だった。
やっぱ、辛いのが苦手というより、それだけが突出した「淡麗辛口」な酒が苦手なんだな、俺。世の風潮に逆らうアウトローだからな。格好良い!(笑)
ま。冗談はさておき、岩手県は当たり県だったね。

「小左衛門」が美味かったので、「岐阜県も当たり県かも!!」と続けて注文した「三千盛」は、まったく旨味が感じられなくて俺的にはいまひとつ。がっかり。
55%の精米率だから「吟醸酒」を名乗ってもいいと思うんだけど、なんで「本醸」なんだろう。まあ、その辺のスーパーで売ってる本醸造酒の味だったんで、正確と言えば正確な名付けなんだけど(笑)

20171215_kokoroya5.JPGあと、青森県も「当たり県」だった。「豊盃」も美味かったし、Mイさんが注文した青森の酒(銘柄、なんだっけ?(^^;)も美味かった。

しかし、こうして日本全国の酒を呑むと、山口県の酒のレベルが随分上がっていることを実感する。ハズレは明らかに少ない。

新潟、兵庫、広島といった日本を代表する「酒どころ」と比べると県全体の銘柄の数は全然少なく、とても日本三大酒どころを狙うには力不足だが、「日本三大美味い酒どころ」であれば入れるんじゃないか・・・と思ったり(笑)
まあ、俺は上から下まで UNIQLO で固めたオシャレさんなので問題ないけどな(笑)
嘘です、嘘です。上から下まで UNIQLO でごめんなさい。本当はオシャレさんなんだけど、お金がないからオシャレできないだけなんです。お金さえあれば、お金さえあれば。

しかし、俺が十日市町のボロアパートに住んでいた 18歳の時、UNIQLO の一号店が広島にできて(これが全国初の UNIQLO の店舗だった)、なんか洒落たカジュアルウェアを安く売る店らしいでってことで朝早くから友人と並んだ記憶があるんだけど(荒井とか誠也とか元気かなあ)、あの時は確実に「オシャレな店」として認識されていたよなあ。
それがいつの間にか安い「だけ」の店として認識されて、UNIQLO 着てたら恥ずかしいなんて時代になってて、ホント、おじさん的には困るのよ、そういうの。

・・・あ、違う、違う。UNIQLO の話じゃなく、大手町の立ち呑み屋「TaChinomi サケサケ」の話ね。

20191219_sakesake1.jpgずいぶん前から気にはなってたんだけど、2階にあって、しかも入り口がよくわからないんで訪店できずにいたのだ。外を歩きながら店内を覗けないし。なので「TaChinomi」って書いてあるけど、それは本当に「立ち呑み」のことなのか?という疑義も拭えず(^^;
しかし、昨夜蕎麦屋で一杯やりながら、W■@元ふくろうさんと SNS でやり取りしていたら、なんとその「サケサケ」で一杯やってるっていうじゃない。
蕎麦を食い終わったら、速攻で「サケサケ」に行きましたよ(笑)

で、やっぱり最初間違えて隣の階段を上がって別の店に行っちゃったんだけど(^^;、その後、無事に「サケサケ」にたどり着き、W■さんと合流したのでありました。

店内は小奇麗でオシャレ。ただ、ジャズだシャンソンだっていう格好つけた音楽ではなく、80~90年台のアイドルやバンドの曲が流れているので落ち着く(笑)
いや、ホント、店内の造りは洒落てるわ、BGMは洒落てるわじゃ、おっさんの心は落ち着かんけんね(笑)

元々、ちゃんとした店の厨房で働いていたというマスターの作る料理は、立ち呑み屋の肴のレベルを超えて繊細で洗練されている。
昨夜は、「うに冷奴」480円、「おろし和え(海鮮)」380円を肴に呑んだが、大根おろしで和えたタコのぶつ切りを「ああ、ゆでダコのぶつ切りか」と思って口にしたら、これが実は表面を炙ってあって、すげえ香ばしくて、これがポン酢をかけた大根おろしとすげえ合ってて!!・・・ウメェ!!

20191219_sakesake2.jpg酒は広島の「華鳩 にごり」と北海道の「国士無双 純米酒」を冷酒で。どっちも 500円だったかな。
「華鳩 にごり」は上品な甘味と肌理の細かい舌触りでなかなか美味しかった。「国士無双」は俺にはちょっと酸味が強くて今ひとつだったかな。淡麗辛口好きな人にはいいかも。

で、この店の一番の魅力は、給仕の女の子ですよ。
田舎の足立梨花って感じの(絶対本人怒るので言わないでね(笑))可愛い子なんだけど、これが若いのに日本酒とか詳しいのよ。あと、広島の立ち呑み屋の話とかもね。
広島の酒「白鴻」の話になった時、「あ、盛川さんところの?」(盛川酒造が造っている酒)とか、エキニシの「ドラキチ」の話になった時、「あそこ、いつも混んでて入りづらいですよねえ」などと即座に反応する二十代の女、見たことねえわ、俺(笑)

あの子と酒の話をしに、また訪問しないといけないな・・・と思わせるお店なのであります(笑)
昨夜は 20時前頃まで残業して、さて、帰りに「鉄華」に久しぶりに寄って美味い酒とお好み焼でも食っていくかなんてワクワクしてたのに・・・休み(^^; ガーン!!
「きてや」まで引き返して焼き鳥で一杯やるか、「どんどん」でラーメンとおでんを楽しむか・・・など散々悩んだ挙句、蕎麦屋で一杯やっていくことにした。

十日市の「蕎麦屋 香月(かつき)」である。
仕事場のあるマンションから徒歩十秒くらいなのに、「蕎麦を食べる文化」が俺の中にないもんで、「香月」がここに出来てから、まだ一度しか行ったことはない。
でも、蕎麦屋で呑む熱燗って美味いんだよねえ。店主がいい酒をチョイスしてるから。

20171219_katsuki1.JPG
訪店すると、客は俺ひとりだった。
四人がけのテーブルが三つ、二人がけのテーブルも三つ。計18人ほどがこの店の定員である。シンプルだが清潔で高級感のある店内は落ち着く。
「お好きな席をどうぞ」とのことだったので、入り口に一番近い四人席を広々と使い、さっそく「九頭龍 純米」(福井)の熱燗(一合)600円也と、「蕎麦屋の焼き鳥」650円也を注文。(もうひとつ、「板わさ」も注文したのだが、これは通ってなかった(^^; 俺の滑舌が悪いせいやね、ごめんね)

やっぱ、蕎麦屋の熱燗は美味い。辛味や酸味は抑え気味で、まろやかに喉を通っていく良い酒だ。これを、小さなおちょこでちびちびやりながら、串を通さない蕎麦屋の焼き鳥をつまむ。
一つ一つの肉が普通の焼き鳥より大ぶりだが、じゅうぶん中まで熱が通った肉は香ばしく美味い。店主は若いのに、良い仕事してるなあ。

女二人連れの客もやってきて、だし巻き卵と巻きずしを頼み、二人でそれをつつきながら酒を呑んでいる。
Jazz がずっと流れる店内に、抑え気味に小さな声で話す二人の笑い声が時々漏れて、なんか良い時間だなあ・・・

しかし、この後、店の雰囲気がだんだんと変わってしまう。
男女混合の四人組のサラリーマンがどやどやとやってきて、奥の四人席に座るとわいのわいの言いながらまるで居酒屋気分で呑みだしたのである。
話し声がうるさいのは良いんだよ。なんというてもひっきりなしに注文をするのが見ていてイライラする。醜悪。
女が「蕎麦屋でお酒呑むのおしゃれ」的なことをチラっと言うてたが、お前らの飲み方は違うわ。落ち着け。時間をかけて呑み、味わえ。

最悪なことに、この連中とは別に、今度は男ばかり四人組の若いサラリーマンがやってきて、やっぱり同じようにちょまちょまと注文を繰り返す。もっとゆったりこの雰囲気を楽しめよ、アホどもめ。

というわけで、もう少しのんびりと酒を楽しんでいたかったのだが、さっさと蕎麦を食って帰ることにした。

「十割そば 黒 挽きぐるみ」を一斤、800円也。

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ひとつまみの塩も一緒に出てきて、「最初にお塩だけで食べてみてください」と促される。蕎麦を数本だけ皿の端に並べ、上から塩をパラパラ。なるほど。いや、蕎麦経験が圧倒的に不足しているので相対的に良い蕎麦なのかどうなのかの判断はつかないんだけど、美味しい蕎麦だと思う。

ずばばばばと蕎麦を啜る音を響かせながら一気に半分ほど食らい(店でたまたま隣に座った見ず知らずの上品そうなおばあちゃんから「あなたの蕎麦を啜る音は良いわね。私も蕎麦が食べたくなったわ」と言われた経験あり(笑))、熱燗をちろちろやって一休み。それから再びずばばばばば。箸が止まらない。あっという間に食べ終わり、蕎麦湯を楽しんでお暇した。

まあ、前半は良い「蕎麦屋の時間」が楽しめたから良いか(笑)
十日市の事務所から相生通りを挟んだすぐ近所にあるというのに、なかなか入ることができなかった店、「本格炭焼 やき鳥 雀(じゃん)」。
いつもお客さんで賑わっている人気店だ。

どうして今まで入らなかったのかと言えば、やはりその怪しさ故である。

20171215_jyan1.JPGまず、看板が怪しい。店名が大きく書かれた看板の、左下の方に「三宅伸を応援する店」とある。
三宅伸って誰?・・・の世界だ。まあ、多分、これは岡山出身の競輪選手のことだと思う。店主が競輪好きなんだろうなあ。しかし、わざわざ看板に入れるかね(笑)。
それに、反対側には「GIRL'S KEIRIN 戸田みよ子」とある。やっぱり競輪か(笑)。戸田みよ子は広島県出身の女子競輪選手だ。ホントに競輪好きなんだなあ(笑)

それに、店の前にスピリチュアルなおばはんの講演ポスターが貼ってあったこともある。多分、客に頼まれてのことだったのかもしれないが、怪しすぎる(笑)

そして極めつけは「店の中の様子がよくわからない」ことだ。
ちょうど入り口の戸の透明なガラスの部分を暖簾が隠しちゃってるので、暖簾をめくらないと店内が見れないのだが、この店、入り口すぐが座敷で、カウンターが奥にある。

ガラス越しに中を確認すると、まず、座敷で呑んでいる最下層の住人であろう酔っぱらいのおっさんにジロっと見られる。ここでビビって目をそらしちゃうんだけど、そこを我慢してカウンターの混み具合を確認しようとしても、ここのカウンター、L字の長辺の方が入り口から垂直方向に奥に伸びているので席の埋まり具合がよくわからんのよね。

というような細々とした圧力で、なかなか「初めての入店」を果たせずにいたのだ。

が、この日は飲み仲間のM井さんと20時過ぎから大手町で一杯やる予定だったので、それまで時間をつぶしたかったのと、俺も今月いっぱいで十日市を去るので、今後は更にこの店に寄りづらくなるだろうなあというのがあって、ついに覚悟を決めて飛び込んだのであった。

・・・が、まあ、普通の焼き鳥屋さんでした(笑)
大将、明るく元気だし、普通に若い娘さんがバイトしてるし(笑)
なんか、(スピリチュアルなポスター見たせいで)怪しげな新興宗教の信者が集う店ってくらいの偏見と恐れを抱いていたのよね(笑)

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とりあえず、生ビール 490円と、「ピーマン」80円、「はつ(心臓)」120円、「白ねぎ」130円、「ねぎま」150円、「せせり」160円を注文。全部外税なので、〆て 1,220円。
生ビール 490円はちょっと俺の日頃行く店の中ではお高い部類に入るが、まあ、全体的にはお安い店ではないだろうか。

この店に思い切って入ったのは、実はもう一つ理由があって、それが「ピーマン」である。店の外に貼ってあるメニューで「ピーマン」の文字を見たもんで。
俺、焼いたピーマン好きなんよね。まあ、ピーマン自体は期待したほどの味ではなかったけど(いや、それでも十分なんだけど)、串はどれも美味かったよ。

まだまだ、「辛口ウィンナー」とか「しそ巻」とか、この日食べられなかった好物もあるし、「雀」名物の 1本 400円もする「シャブ串」という覚せい剤の香りのする串も気になるし、十日市を去るまでに、もう一回くらいは行っておこうかなあ。
とんぺいとの広島市内ハシゴ酒の旅も、やっぱり月曜日だったからかこの時期にしてはどの店の混み具合もそう酷くはなかった。

20171211_uotora1.JPGんが、やっぱ「魚寅」は混んでたね。
いや、待つことなくすんなり入れて、すぐに二人用の小さなテーブル席に通されたんだけど。ちなみに、カウンターにも空きがあったので、俺はそっちでもよかったんだけどな。

でも、店の女の子からは、「混んでいるので、2時間くらいで移動(ようは帰れってことね)していただくかも」と説明があった。
実際、皆をそうして追い出すわけではなく、たいして注文もせず、同僚と侃侃諤諤と議論を戦わせて長っ尻になるサラリーマンとか対策だろう(笑)
そもそも、俺たちゃ混んでる立ち呑み屋で 2時間も居座るようなダサいことをする気は無いし。「ええよ」と快諾した。

俺は、立ち呑み屋と寿司屋は滞在時間が短ければ短いだけ粋だと思ってるからね(笑)
常連になると長っ尻な人多いけど、なんか飲み屋で一人で店主や女の子なんかに話しかけつつ長居してる人って、人付き合いが苦手なのにさみしがり屋な悲しい人にしか見えんのよ(^^;;

あ、話がずれた。

ま、ということで、俺たちは最初からエンジン全開!
自分たちの年齢、血圧、血糖値などを顧みることもなく、いつものように「ハムカツ」「鴨ロースト」「ミニナポリタン」を立て続けに注文。特に「ミニナポリタン」は、これを頼まなきゃ「魚寅」に来た意味がないというくらいの俺の好物だからな(笑)

そして、そんな油物ばかりを注文しておきながら、酒は日本酒。冷酒で行くで。
そんな油物に日本酒があうのかって?
あうよ、日本酒は世界のどんな料理にでもあうよ。それにカロリーゼロだし(笑)

20171211_uotora2.JPG「魚寅」は「寅卯」系列。置いてる酒は山口の酒ばかり。
一杯目。とんぺいは「五橋 純米ひやおろし」、俺は「長陽福娘 山田錦辛口純米60・無濾過生原酒」。
二杯目は、とんぺいが「貴 初しぼり生 特別純米 直汲」、俺が「獺祭50」。
最近、なんか飽きちゃって「獺祭」を呑むことが無くなってたんだけど、やっぱ呑むと美味いな(笑)

山口の酒、美味し。
そして、ナポリタンを食う、酒を呑む、ナポリタンを食う、酒を呑む、ああ、幸せ〜

もちろんささっと飲み食いして 20分で撤退・・・のはずだったんだけど、やっぱり学生時代の同級生と飲むと話題も尽きない。結局 1時間ほど滞在した。まあ、たまにはよかろう(笑)
とんぺいが「すし将軍」にも行ってみたいというので、中町の「魚寅」で呑んでから、そのまま中央通りに移動。

この日 4店目の店は立ち食い寿司の「すし将軍 広島店」。
年末だし、混んでるかなあと心配したけど、さすがに月曜日。思ったほどには混んでいなかったので、すんなり入店。
しばらく粘っていたら店長の前にも移動できそうな雰囲気もあったんだけど(店長の前だと「おまかせ」で色々握ってもらえる)、この日は更にエキニシまで移動する予定だったので、「本日のおすすめ」5品を全制覇して終了とすることにした。

湯引き真鯛の握り
牡蠣の握り
活きブリの握り
炙り白子の軍艦
生あじの握り

どれも美味そう。
本当なら、とんぺいにも店長に「おまかせ」で握ってもらいたかったんだけど、まあ、このおすすめネタだけでも十分やろう。

20171211_sushi1.JPG 20171211_sushi2.JPG 20171211_sushi3.JPG 20171211_sushi4.JPG

なんて思ってたら俺を呼ぶ声が。
「ん???」顔を上げると、カウンターの向こうにW■さんの姿が(笑)
店を手伝っているとは聞いていたが、すっかり職人さんの地位まで上り詰められていたか(笑)

というわけで、W■さんの握った寿司も初体験できた「すし将軍」での楽しいひと時なのでありました。

昨夜は晩飯を食いに、十日市の仕事場からも近い本川町の「らーめん中華 たんびに亭」に出かけた。ラーメン屋だけど、夜になると居酒屋メニューを出す店。まあ、最近多いよね、そういう店も。

去年の1月に行って以来なので、ほぼ一年ぶり。
上に書いたように仕事場からは近いんだけど、わざわざ「たんびに亭」に行く必要性を感じないんだよなあ、俺的には。
そんなに極端に安いわけでもないし、何か目当てにするような料理もないし・・・


20171213_tanbini1.jpgただ、数日前に仕事場の郵便受けにチラシが入っていたので久しぶりに「たんびに亭」を思い出し、頭の何処かにそれが残っていたのと、なんちゅうても昨日も寒かったけんね。「熱燗で軽くやって、それから熱いラーメンを食って帰ろう」という思考に行き着いたというわけだ。

18時すぎに入店すると、俺は奥のカウンター席に。そのど真ん中の席を陣取り、すぐに「一代 安芸の国 蔵酒」の熱燗をもらう。一合か二合か聞かれたので二合で。
これが失敗だった(^^; 「安芸の国」は一升瓶一本で千円もしない酒だ。中国醸造が作っている。これがもう、俺らが酒を飲み始めた頃の、日本酒が糞不味かった時代の味なのである。
あの頃に酒を覚えた人間の中には「熱燗苦手ぇ~」って言うヤツが多いが、そのトラウマの元になったのはあの時代の不味い日本酒である。あんな感じ(^^;

いやあ、二合飲み干すのが辛かった~(^^;
俺って、熱燗呑んでる時ってすごく悲しい想いをするのよね。ペースが早いので「あ、もう無くなっちゃった」(しょぼーん)の繰り返し。そんな俺が、「うわぇ、まだあるのか?」と絶望の目で徳利の中を覗き込むことになろうとは・・・(^^; ま、熱燗二合で 500円の酒だからね。そんなもんでしょう。

一方、「日本酒に合いそうにないなあ」と思いつつも、初めて見る料理名だったので好奇心から注文してしまった「口水鶏(よだれどり)」は美味かった。
本来四川料理らしいのだが、そんなピリ辛感はなくて、もしかしたら俺が知らないだけで「口水鶏的には落第作」なのかもしれないが、日本酒にもよく合う味であった。
500円だし、また行くことがあれば注文しちゃうかな。

20171213_tanbini2.jpg
で、最後は「黒ごま担々麺(小)」と「半チャーハン」のセットで〆。
「うーん、辛さが足りないなあ」と思ってたんだけど、なんか底の方に辛味成分が沈殿していたようで、最後の方は満足できる辛味を感じた。あ、激辛とかじゃないんで、辛いのが好きな人には物足りないと思うけどね。
いや、最初、「ちょっと間の抜けた味だなあ」と思ってたんだけど、最後に辛味が強くなってからは味のバランスが取れた感じで美味かったのよ。

この担々麺、スープがほんとどろどろで、最初「え?これって汁気の多い汁なし担々麺?」って思ったくらいで、だから上手くスープが混ざってなかったのかね?

というわけで、今回も「ま、特にまた今度来ようと思うようなものもなかったな」と思いつつ店をあとにしようとしたんだけど、店主の奥さんかなあ、完全金髪ショートボブのねえちゃん(子持ち)が店の外まで出てきて、「またお越しくださーい」と明るく送ってくれて。
なんか、気分がよかったので、また行きます(笑)
月曜日、高校の同級生のとんぺいと広島で安い飲み屋をハシゴした話は別のエントリーでも書いたが、そのスタートの店は堺町の「酒場 COLUMBO(コロンボ)」・・・ではなく、その隣にある「晩酌屋 Bond(ボンド)」であった。
なんか似たような名前の店だなあと思ったら、同じ系列店のようである。

20171211_bond1.JPG18:00に土橋の電停前で待ち合わせをしていたのだが、この日は残業もなく、17:45頃には待ち合わせ場所に着いてしまった。
まだ皆さんの記憶にも残っているでありましょう。この日はとっても寒かった。とても外で 15分も待っとれるかい!!

・・・というわけで、最初は寄るつもりのまったく無かった「Bond」にて、同級生を待つことにしたのである。
実は「Bond」は初訪店であった。あの寒さがなければ寄ることもなかっただろう。ちょっと来づらくで(^^;

というのが数日前、舟入で呑んだ帰りにべろんべろんに酔ったW■@元ふくろうさんが、「Bond って店が良い店だから寄っていこう」と言い出し、実は一度店の前まで行ったのである。しかし店はほぼ満席であった。
それでもなんとか二人入れないかと交渉しようとするW■さんに、「いや、眠いんで帰ります」と言って俺はそこから一人で十日市の事務所に向かったのである。

しかし、十歩も歩かないうちにW■さんに呼び止められた。
何事かと振り向くと、そこには知らないお兄ちゃんとW■さんの姿が。

「この人、Bond のマスターなんだけど、シノダさんに紹介したかったんよ」
「え?」

俺はわけが分からずきょとんとした表情を浮かべた。目の前のマスターもきょとんとした顔をしている。W■さんだけが何か嬉しそうで、俺とマスターはわけも分からず握手をさせられた。

マスターにはすぐに店に帰ってもらい「いつの間にマスターとこんなに仲良くなったん?けっこう飲みに来てるんですか?」とW■さんに聞くと、「いや、3回目」と(笑)
3回目?完全に常連の立ち振舞だったのに!?実は 3回め???(@_@

いやあ、まだ 3回しか会ってないマスターをほぼ満席で忙しくしているところからよく引っ張り出したなあとW■さんを尊敬するとともに、マスター怒ってないかなあとか(^^;・・・なんか申しわけないし(^^;
ちなみに、この夜のことをW■さんはあまり覚えていないそうである(笑)

20171211_bond2.JPGそんなことが有ったので、この日マスターに「えっと、初めてでしたっけ?」とまじまじと顔を見られた時には、「も、もちろん。初めてよ。大将見たのも初めて。いや、ほんとに。マジで、マジで」と必要以上に初見を強調してしまった(笑)

しかし、この店、なかなかいい店である。
「晩酌屋」っていう名前から、なんかおばちゃんの手料理を肴に酒を呑むような、たいした酒も置いてないような古臭い一杯飲み屋をイメージしていたのだが、酒の銘柄にもこだわっているし、肴も美味い。

結局この日は一本目の熱燗をちびちびやってる時にとんぺいもやってきて、それから一時間ほどこの店で過ごしてしまった。最初はお銚子 2本くらいささっと空けたら、すぐに広島市内ハシゴ酒の旅に出るつもりだったのに(^^;

この日呑んだ酒は、「洌 純米」(山形)と「益荒男 山廃純米原酒 秋あがり」(石川)。
どちらもぬる燗でいただいた。

「洌 純米」は精米歩合 55%、日本酒度+9 の正に淡麗辛口な酒。確かに辛い。でも、熱燗でちびちびやってると、辛味より米の旨味の方が舌には残り、甘い酒好きの俺でも美味しく飲める酒だ。
「益荒男」は精米歩合 65%、日本酒度+2.6 のやや辛の酒。相反する言い方のようだけど、「やさしく」「濃厚」な味ってイメージ。あくまで馬鹿舌の俺のイメージなんであてにはしないように(笑)
どちらも美味かったけど、「益荒男」の方がやや俺好みかな。

20171211_bond3.JPGこれに、「すじ煮込み」「刺身盛り」、それに「美酒鍋」を。「刺身盛り」はとんぺいがしきりに「昨日の魚だな」と気にしていたけど、俺はどれも美味いと思った。まあ、生臭さがなかったら、なんでも美味いって食っちゃうんですけど(^^;
「美酒鍋」の具は、マスターが「刺身盛りに合わせて、肉ではなくほたてメインでいきましょう」と考えてくれた。日本酒の染み込んだやさしい味で美味い!!

「ちょっと暖まっていこう」のつもりが、結局二人で一合銚子 4本も空けてほろ酔い状態で旅のスタート(笑)
お代は一人あたり 2,900円也。この日の二人が呑んだお代の合計が一人あたり 8,000円ほどなので、スタートの 1軒目で随分使ってしまった形だが、まあ、美味かったので満足、満足。

また今度、初見を装って訪ねてみよう(笑)←なぜ?
昨夜一緒に飲んだ友人が「大国れもん」を呑みたいというので、「多分、袋町店にはないと思うけどなあ・・・同じ大国ホルモンでも、袋町店と大須賀店は全然別の店だからなあ」と言いつつ、とりあえずその時呑んでた場所から近い「大国ホルモン 袋町店」へ行ってみた。

・・・やっぱりなかった(^^;

20171211_daikoku1.JPGあ、店員さんに直接聞いたわけじゃないけど、メニューで見つけられなかったので。
「いや、あるはずやで」って方はご一報ください(笑)

実は俺も「袋町店」を訪ねるのは初めてである。
「大国れもん」はなかったけど、せっかくなので、「普通のハイボール」と「ホルモン串 5本セット」を注文した。

いやあ、豚ホルモン串の味は「大須賀店」と一緒。無茶美味い。
昨夜の内容は、「がつ(胃)、てっぽう(直腸)、ほほ(カシラ・頬)、とんとろ(首)」そして、「大須賀店」でも人気の「ればテキ」(肝臓ステーキ)の 5本。うまうま。
例えば「がつ」は少しコリコリしてるし、「とんとろ」はとろっと溶けた脂の奥のサクサクっとした歯ざわりなど、各部位ならではの食感も残しつつ、どれも柔らかい。というか、ガリっと不快な食感の筋や硬い脂などは徹底的に処理されているのだろう。ただただ幸せな顔で「うまい、うまい」と食べ続ければ良い串である。

このように、「大国ホルモン」の美味いホルモン串は満喫したのだが、やはりとんぺいが「大国れもん」が呑みたいと言うので、この後 2店ほど他の店で呑んだ後、この日最後の店に「大国ホルモン 大須賀店」をチョイスしたのだ。

いつも満杯で入れないことも多い「大須賀店」だが、この日は俺らが訪ねた時にたまたまカウンターに 2人分の空きがありすんなり入店成功。
となりで呑んでたサラリーマン氏がテーブルを拭いてくれるのに恐縮しつつ、無事、「大国れもん」(レモンサワーに、広島レモンを凍らせて摩り下ろしたものが載っている激ウマサワー)をゲットしたのであった。

流石に腹いっぱいだったので、ホルモン類は全然注文せず、肴は「つぶ貝のわさび和え」(これ絶品!!)と「もやし炒め」で。「大国れもん」はあっという間にグビっと呑み干したので、今度はキンミヤ焼酎のサワーにレモンを摩り下ろしたものが乗った「キンミヤれもん」(だったっけ?)を二人で追加注文。
レモンはその場で大将が摩り下ろしてくれる。手間のかかる飲み物ばかり頼んですまん、すまん。

20171211_daikoku2.JPGそして、この後、新たに隣に来られた常連さんと「獺祭プレミア価格問題」で話がもりあがり、いつもなら「大須賀店」では 10分、20分の短い滞在時間でお暇するのだが、結局 1時間も居座ってしまった。
日頃、「混んでる立ち呑み屋じゃ、さっと呑んでさっさと帰れや。新しく来る客の迷惑だろ!」なんて言ってる俺なのに(^^; ま、昨夜の「大須賀店」はそんなひどい混み具合でもなかったので許してちょ。

というわけで、「大国ホルモン」の「袋町店」と「大須賀店」を一気に走破した幸せな夜だったのであります(笑)
「現金屋」のあとで我々が向かったのは舟入中町のホットドッグショップ「GOOD★TIME」であった。
白島からタクシーで 1,200円ほど。
さっき Facebook のページを見ると、今年の 5月2日にオープンした店のようである。

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なにゆえおっさん二人でわざわざタクシーを飛ばして白島から舟入中町のホットドッグショップに向かったのか?
それはW■さんの「通勤途中にしゃれたホットドッグ屋を見つけたが、おっさん一人では入りづらい」という一言であった。
わかる。わかりますぞ。俺もそんな感じで「入れずにいる」店が何店舗もある。だからといってサラリーマン時代のようにたくさん同僚がいるわけでもないので、じゃあ誰かを誘ってというのも中々難しいのである。

というわけで、「行きましょう、行きましょう。どんなおしゃれな店でも、おっさん二人で行けば怖くないです」と俺も共感し、二人でタクシーを飛ばしたというわけなのである。

・・・で、いつもならこの辺から「何を頼んだ」「美味しかった/まずかった」という話に移っていくわけですが・・・

20171208_goodtime2.JPG
あんま覚えてないのよね(^^;

いや、そんなに酔っ払ってたつもりはないんだけど、さっき写真見るまで、自分が一杯目に「ハートランド」を呑んでたことも忘れてたわ(^^; 二杯目の「ホットワイン」は覚えてたんだけど。
酔ってたのねえ・・・(^^;

結局、色々頼んで最後には「ホットドッグ」もいただいたというのに、俺の記憶の中には「ホットワインとソーセージ三種盛り、美味かったなあ・・・」しかなかったという(^^;

しかし、翌日、嫁さんと次男坊と一緒に「ユニコーン」のライブを鑑賞する予定だった俺は「明日、ライブのあとでまた来ます!!」とマスターに宣言したことはちゃんと覚えていたのであった。

そして、実際に律儀に翌日俺は再び「GOOD★TIME」を訪ねたのであった。 <つづく>(笑)
八神純子コンサートは上野学園ホール(旧広島郵便貯金ホール)で行われたので、反省会(当然、ライブを観た後は反省会が必要である(笑))はその近く、白島北町にある「立ち飲みちょっとBAR 現金屋」にて開催した。

ま、W■さんと二人で呑んだだけですが(笑)

20171208_genkinya1.JPG
この店は庄原の酒屋が実家の大将が奥さん(?)と二人でされている立ち呑み屋(テーブル席あり。酒屋も併設)である。いや、多分、奥さんだと思うんだけど、違うかもしれない(笑)
実は今回が二回目の訪店で、よくこの店のこと、知らないのである(^^;
店の半分は酒屋のようだが、立ち呑みコーナーは「角打ち」ではなくちゃんとした飲食店だ。

W■さんは喉の渇きを潤すために生ビールスタートだったが、俺はいきなり日本酒。熱燗で「誠鏡 純米たけはら」を。甘くもなく辛くもなくな味なのだが、優しい呑口で、ライブの声援で疲れた喉に心地良い。

しかし、やっぱりライブで疲れた喉には(て書くと、俺のライブだったみたいだが)生ビールが欲しいね。ということで二杯目はビールをやって、それから三杯目に改めて日本酒、生貯蔵「白牡丹」を。
何か、「白牡丹」ていうと安いカップ酒のイメージしかなかったので、ちょっと高めの「生貯蔵 白牡丹」を注文してみたのだが、ちょっと俺には淡麗すぎるというか、あまり旨味を感じなくて、俺好みではなかった。残念。
W■さんが呑んでいた「亀齢」の方が美味かったな。

この店にはオリジナル芋焼酎があり、W■さんが注文。これは以前から友人のN◎君に「それ(オリジナル焼酎)呑んでみたいので、今度連れてって」と言われているので、その日のために俺は呑まなかったんだけど、香りを嗅がせてもらったら、けっこう繊細で上品な香り。
俺はこういう「きれいな香りの芋焼酎」が好き(臭い芋焼酎はノーサンキュー)なので、これは期待できそう。

最後に広島県東城の酒である「超群 純米吟醸生貯蔵酒」も呑んだような気がするんだけど、ええと・・・記憶無し(^^; これはもう一回チャレンジしないと(^^;

この店は、肴にもこだわりがある。産地直送の漬物などを除き、ほとんどが大将の手作りということだった。

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「自家製燻製ミックスナッツ」「干しえび(季節限定)」「つけもの(大朝直送)」「地鶏と卵の燻製」などをつつきながら八神純子コンサートの感想をW■さんと語り合ったのであった。

つまみ類は実際どれも美味かったんだけど、ミックスナッツの燻製だけは、冷蔵庫から出してきた冷たいままだったのがちょっと・・・。常温に戻ってた方が嬉しかったかなあ。冷えたピーナッツってあんま好きじゃないのよね(笑)

燻製ナッツにはW■さんもちょっと引っかかったようだが、その他は満足出来る良い店であった。

大将も「また是非来てくださいね!」と出口まで見送ってくれたし、「超群 純米吟醸生貯蔵酒」をもう一度呑みに行きたいのだが、場所がちょっとね。なかなか白島北町方面に飲みに行くことがないので・・・

上野学園ホールで開催されるコンサートの反省会は、絶対この店だけどなあ。
月曜日は大将に会えなかったので、木曜日に改めて「串あげ 寅卯」を訪店。
今度は無事大将の手から、「廣島立ち呑みん祭」の景品「アサヒビール賞B」である缶ビールを受け取ったのであった。

この「アサヒビール賞B」は 68名に「缶ビール 2本」という景品だったんだけど、結局今年の全店制覇でゴールした人数は 50数名ということで、1等(特賞)「石亭ペアチケット」3名、2等「A5ランク牛肉」3名、3等「ブラックニッカ1本」12名の当選者を抜くと、残りは 30~40名。当然のことながら、全員の手にアサヒスーパードライ 350ml缶が行き渡ったのであった(笑)

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最初、俺が「これ、実質、ハズレだよね?」と言ってもそれを認めなかった大将だが、最後には「・・・参加賞です」と苦笑いであった(笑)

しかも、間の悪いことに、俺の隣で呑んでいた「去年は1週間に1周ずつの計5周廻った」というとんでもない「立ち呑みん祭」戦士とその話題で盛り上がっていると、そこに「特賞」が当たったサラリーマン氏が現れたのである!(笑)
その方に「石亭」のチケットを渡した大将は俺の方を振り返りつつ「なんかごめんね」と謝まるのであった(^^;

結局今回「寅卯」でゴールした人は 7人いて、1等1人、2等1人、残り5人が4等(実質、参加賞)だったようだ。一応、大将が言っていた「うちでゴールしたらよく当たる」は本当のようだ。俺には関係なかったけど・・・(^^;

まあ、そういう悲しいことがあったからではないが、久しぶりに「寅卯」で 2,000円オーバーしてしまった。立ち呑み屋で勘定が 2千円を超えたら負けと思っている俺には痛恨の出来事だ。
ま、でも、酒は「日下無双」を冷酒、「カネナカ」を熱燗でやりつつ、「イイダコの酢味噌和え」「板わさ」「おでん盛り」という、「寅卯」では高額商品(つっても 380円だか、390円だかだが(笑))を連発したからな。そう、「参加賞だったこと」を忘れようとするかのように(笑)

20171207_torau2.JPG
そう言えば、何年か前に広島刑務所から中国人が逃げ出した日にたまたま俺は舟入でUターン禁止の違反をして捕まったのだが、その時は俺も何か(協力者かなんかと?)疑われていたのか車の中でものすごく長く待たされたのよね。俺の身元を徹底的に確認してて(^^;
車が本当に俺のものなのかまで確認してたからね。陸運局(?)にまで問合せして。

まあ、そんなことがあったことを話すと、大将が「そうそう。あの日は私服警官がこの辺にもいっぱい張り込んでたんだけど、皆、上はスーツなのに靴はスニーカーなんで一発で私服警官ってわかった」とか言って、そこで俺は「スーツにスニーカーって、世良公則かっつうの」という渾身のジョークをぶち込んだのだが、なんと全員にスルーされた。
「世良公則?なんで」と聞いてくる人間すらおらず、完無視であった。

こんなことあるん?楽しい立ち呑み屋の現場で?(^^;;;

という、何となく寂しい一日だったことを最後に記しておきます(笑)
この間、流川の「ざっそうあん もみじ」という店で呑んだ時の話をここでも書いた。今回はそのつづきで、大将と話した日本酒のこととか。

「ざっそうあん もみじ」は広島県内の蔵の酒が充実している店(らしい・・・なにせ、前回二銘柄しか呑んでないもんで本当のところは未確認)だ。

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最初に呑んだのは、「賀茂金秀 特別純米」。東広島市黒瀬町の金光酒造のお酒。
別のエントリーで間違って東広島市西条と書いてたけど、黒瀬町が正解。

「熱燗に出来る?」と聞くと、「ぬる燗ならぎりぎりOKです」ということだったので燗をつけてもらった。

それともう一杯は東広島市西条の賀茂鶴酒造のお酒「賀茂鶴 吟醸辛口」。これは冷酒でおちょこ一杯だけ試飲したんだけど・・・
「辛口だけど美味い」

最近の俺は淡麗辛口な酒よりも、ほのかに甘みのある酒が好き。この賀茂鶴は確かに辛口なんだけど、フルーティーな吟醸香もしっかりあって甘みを感じる。
「賀茂金秀」よりこっちの方が好きかも。

この日はこのあと「廣島立ち呑みん祭」で何軒も周る予定だったのでゆっくりできず、「賀茂鶴」は試飲止まりだったんだけど、次回はじっくり楽しんでみたいね。

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なんか、広島県もかつては70蔵以上あったのに今は48蔵に減ってるって話や、でも、ここ十数年の代替わりで若い社長が誕生してきて、この社長たちが真面目な酒造りをするので一気に酒のレベルが上がってきてるなんて話になった。
これは俺も思っていたこと。岩国の酒なんかも実際そうだよね。代の替わった社長が皆真面目な酒造りをしている。だから一気にレベルが上がった。

ちなみに、大将の家の冷蔵庫には「金雀」が入っているそうである(笑)

「でも、20年、30年前の酒と較べてこんなに日本酒のレベルが上がってるのに、酒、売れてないんですよねえ。まだまだ潰れる蔵が出てきますよ」みたいな寂しい話から、「そもそも最近の若いヤツらは、酒も呑まなきゃ、車も買わないし、家でゲームばっかりだ・・・」というおっさんの愚痴へと移っていったのでありました(笑)
「廣島立ち呑みん祭2017」で景品が当たったらしい。

本当なら、景品の写真をどーん!!と掲示して「こんなの当たりました!!」みたいなブログ記事にしたかったのだが、まだ、景品は俺の元に届いていない。

20171204_torau1.jpg
「寅卯」の大将から連絡があったんだけど、「立ち呑みん祭でビール 3本が当たりました!」「そんだけ?」「・・・うん」みたいな・・・(^^;

アサヒビールB賞が「68名様にビール 2本」になっているのに実際の景品が「ビール 3本」ってことは・・・ゴールした人数が相当少なかったんだな(^^;
確か、某お店で「去年ゴールした人が 70数名」って聞いた気がするんで、今年はもっと少なくて 50名くらいしかいなかったんじゃないかな?(笑)
それで、68名分のビールを少ない人数で割ったら 3本になったと・・・

それ、結局「もれなくビールをプレゼント!」になってるんじゃねえの!!?(笑)
今年はハズレ無しになったということか?・・・というか、「ビール 3本」は実質ハズレじゃないの!!?(笑)

ま、俺の場合、「立ち呑みん祭」を回るのは景品目当てというより、何か目標を持って飲み屋巡りをするのが楽しいからであって、その上ビールを貰えるのならそれでもいいけどね。

てことで、景品のビールは「寅卯」においてあるっていうんで、21時頃、残業が終わった帰り道に顔を出したんだけど大将不在。店のスタッフにビールのことを聞いて「なんすかそれ?」とか言われてもアレなので、取り敢えず呑んで帰ることにする(笑)

まずは「カネナカ 生もと純米 家伝造り」を熱燗でやりながら、本日のお薦めメニューの中から「しめさばネギ塩和え」380円を。
しめさばの酢は控えめだが、その分ネギ塩とよく合う。
そう言えば、「寅卯」で本日のお薦めメニューから何か注文したのって初めてだわ。何年も通ってるのに(笑)

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それから「スルメの天ぷら」180円也をつついていると熱燗が無くなっちゃったので、今度は「五橋 純米 ひやおろし」を冷酒で。フルーティーで美味い酒。
そして、「いわしの南蛮漬け」280円也も追加する。

いやあ、この南蛮漬け、酢の味が相当強くて、何度か咽そうになったわ(^^;
そこに「五橋」を流し込むと良い感じに。まさに酒が進む肴。

そんな感じで小一時間ほどいたのだけど、結局大将には会えず。事務所に帰った。

その後、日が変わろうかという遅い時間になって、たまたま「寅卯」に飲みにいかれたW■さんから「大将いるよ。来たら?」って連絡もらったんだけど、ちょうどトラブルの調査(仕様不全であり、俺のせいじゃなーい!!(^^;)をしてたのと、ビール 3本のためにまた外出着に着替えるのも面倒だったので再度の訪店は断念した(^^;
昔、最大のラーメンチェーン店であった「どさん子ラーメン」の店主の中に、まじめに美味いラーメンを作ろうなんて思ってる人間はいなかった・・・なんて話を別のエントリーで書いたが、社食の調理師も似たようなもんかもな。

ただ、決められた料理を決められた手順で作り出してるだけで、そもそも自分が料理人だという自覚もないんだろうな。

今日、そんな出来事があった。

夕方、残業前に腹を膨らませておこうと社食にいった俺の目に飛び込んできたのは、「週替わり麺 海老塩ラーメン」の文字だった。
週替わりということは、今週中しか食べれないということか。
最初は天ぷらうどんを食べようと思っていたのだが、そういうことなら方針変更だ。俺は「海老塩ラーメン」でいく。
天ぷらうどんより 120円高いけど。

・・・が、出てきたラーメンは「海老醤油豚骨ラーメン」であった。

20171206_ebishio.jpg
明らかに塩スープではない泥色のスープ。これ、社食のレギュラーメニューである醤油豚骨ラーメンのスープじゃねえか・・・

いや、この時点でもまだ俺は厨房のおっさんを信じていた。
これは醤油豚骨スープに見えるけど、なにやら濃厚な塩スープなのではないかと。なんでこんな色になっているのかわからないけど、食べてみたら「あ!塩だ!」となるのであろうと。

ま、食べても醤油豚骨でしたけどね(笑)

いや、いや、こんな間違いする?(^^;;
そりゃ、レギュラーメニューの塩ラーメンを頼んだら間違って醤油豚骨ラーメンが出てきましたっていうのはわかるよ。
でも、これ、週替わり特別メニューじゃん。実際、海老もちゃんとトッピングしとるやん。海老塩ラーメンを作ろうとしたのは確かじゃん。

ラーメンなんて腹が膨らめばいいんだろ?スープなんて一種類でええやん。麺を適当に茹でて何でもいいからスープ注いで出せば、皆、美味い美味いって食うもんだろ?ラーメンってそういうもんだろ?ってくらいに考えてるんだろうなあ。
ちゃんと海老「塩」ラーメンを作ろうとしてやっちゃうミスじゃないもんな(^^;;
ちなみにこの社食には「塩ラーメン」というレギュラーメニューもあり、塩スープは常備している。

うーむ。やはり、ラーメンに対するこだわりが皆無なんだろう(^^;;

かつて、「どさん子ラーメン」の店主が、こんな人ばかりだったと思うんだよ。
最近、職場で残業となった時は、社員食堂で天ぷらうどんを食べて一生懸命残業し、仕事が終わったら街に出て軽く焼き鳥や串あげなんかを何本かやって晩飯にするってことが多い。

この月曜日もそのパターンで、夕方、食堂で天ぷらうどんを注文したんだが・・・

20171204_udon.jpg
なんか、味がむっちゃ濃いんですけど???(^^;

いつものうどんスープに更に醤油をぶち込んだような濃い味。もしかして、味付け変わったのかね?

しかも、なんかゆで卵が半玉乗ってるけど???

うーん、少し前から調理スタッフが変わっているので、味の方も変化してきているのか?ゆで卵が追加されたのもその現れか?(^^;

ただ、この食堂、時々余った惣菜をサービスでうどんに突っ込んでくれることもあるので、この日もゆで卵が余っていただけかもしれん・・・
スープも夕方煮詰まってきているのに水を足さなかったから濃くなってただけとか・・・

今日も食堂に行く予定なので、その時この問の答えが見つかるかもしれん。

以前の業者さんは味も安定してたんだけどなあ(^^;

先週木曜日。超久しぶりに立町の「麺や すずらん亭」に。

20171130_suzurantei1.JPGどのくらい久しぶりかというと、実に 7年ぶりである。
てか、「すずらん亭」も長いよなあ。この群雄割拠の「中の棚」界隈でこれだけ長期に店を続けているのは実に偉い。

以前、とある女性から「汁なし担々麺を出すちょっと洒落た感じの店」として「すずらん亭」を紹介されたことがあるのだが、申し訳ないけど、俺、「すずらん亭」がここにオープンした時からの客だから。ただし、何年かに一度しか行かんけど(笑)
いや、オープン当時はよく行ってたんだけどね、「麺や」になってスタッフが変わっちゃったので、頻度が極端に落ちちゃったのよね。あ、今のスタッフが悪いわけでは全然なくて、オープン当時に店を任されていたお兄ちゃんと仲が良かったもんで。

ま、昔話は置いといて、最初は晩飯を兼ねて軽くどっかで一杯やっていこうと思って立町に出たんだけど、まだ事務所に帰って月末の諸々の処理が残ってるってことで、やっぱり酒は無しに決め、久しぶりに汁なし担々麺を食いに「すずらん亭」を訪ねてみたわけ。

そしたらなんか新メニューが。「広島菜グリーンカレー」だって。
俺は「レトルトカレー LEE 信者」なので外でカレーはあんま食べないんだけど、グリーンカレーならまた別である。しかも、広島菜?それは広島県民として(山口県民だけど(笑))食べてみねばなるまい・・・と。
「汁なし担々麺+広島菜グリーンカレー(ミニ)セット(Aセット)」800円也の食券購入!!

20171130_suzurantei2.JPGうーん・・・広島菜の存在は、時々葉っぱをガリっと咀嚼する時にしか感じられないんだけど(馬鹿舌でごめんね)、けっこう辛くて美味しい。ちょっと飯に対してルーが少なかったんだけど(笑)、これはいいねえ。いや、広島菜の存在はそんなに大きくないんだけど(笑)
今度はミニではなく、フルサイズの広島菜グリーンカレーを食べてみたい気はする。

汁なし担々麺は、山椒(花椒)の香りと味はばっちり。麻味は効いてるんだけど、辛さが今ひとつかな。辣味不足って感じ。この店はタダで辛味も追加してくれるので、もっと辛くすればよかった。
で、過去の自分の「すずらん亭」ブログを読んでみると、やっぱり「山椒、唐辛子、倍投入」で美味かったみたい。

次回訪店時は、絶対「山椒、唐辛子、倍くらい多めで」と注文しよう(笑)
何年後になるかわからないけど(笑)
日曜日。300歳駅伝と綱引き大会ですっかり疲れきった俺は、夕方になって突然塩ラーメンが食べたくなり、「俺が金を出すから」と家族をさそい、米川にある「どさん子ラーメン 周東店」へ出かけたのであった。(あり?昔「玖珂店」じゃなかったっけ?)

20171203_dosanko1.JPG俺が子供の頃、あんなに権勢を振るった「どさん子ラーメン」だけど、20年くらい前かなあ、ラーメンも多様化して、「手早く腹を膨らませるもの」から「味わうもの」に変わっていく過程で、「味を高める努力」を怠った「どさん子ラーメン」の凋落ぶりは凄まじいものだった。
あれほど一気に消えて行った店って、サラヤのむすびくらいしか思いつかんで(笑)

なにせ、「どさん子ラーメン」の店主に「美味いラーメンを作ろう」なんて思ってる人間なんか一人もおらんかったんじゃないか?
ただただマニュアルどおりに、いや、完全に手抜きしてぐだぐだの麺がでてくるような店すらあった。
上司と営業に出た帰りに「腹減ったから、そこのどさん子寄って行こう」と上司に言われても、「どさん子はやめときましょう」と抵抗したくらいで(^^;;

ま、全く新しいメニューを開発しようとしなかった本部が一番悪いんだろうけど(^^;;

が、最近の「どさん子」は違う。
ラーメンの種類も増えてるし、季節限定ラーメンもメニューを飾る。
塩ラーメンを食いたくなって「どさん子」を訪ねた俺だが、ついついそんな季節限定ラーメンにひっかかってしまった(^^;;

「広島産かき味噌ラーメン」である。
それのチャーハンセットね。値段はラーメンが900円弱。880円?そんな感じで、それに半チャーハンで200円プラスね。

ま、結論から言うと、こんなもんかって一品だった(笑)

20171203_dosanko2.JPG味噌ラーメンが売りの店の味噌ラーメンに文句をつけるのはあれなんだけど、「どさん子」の味噌ラーメンって味噌の味しかしないんだよな。
それは前々から思ってたんだけど、この間のラーメンスタジアム」でいくつか食べた味噌ラーメンのスープが美味くて、ちゃんと出汁の味もするし、それで油断してた(^^;;
「どさん子」の味噌ラーメンのスープって、ただの味噌汁の味なんだよな(^^;;
だから不味いわけではないけど、魅力にはかけるっていう(^^;;
同じく牡蠣入りではないけど味噌ラーメンを食べた大食いの息子たちが、スープは大量に残していたのがその証だろう。

ま、今度来ることがあったら、そのときは塩ラーメンを頼もう。

そういえば、炒飯は美味くなっていた。
以前食った時は広島の「ひよこ」、祖生の「菜の花」とともに、俺の中では「炒飯の不味い世界三大ラーメン屋」に名を連ねる店と思ったのだが、よくありがちな普通に美味しい炒飯になっていた。
個性がなくなったとも言えるが、何年か前に食ったときは「金を取っていいレベルではない」と思ったので、それからしたら随分な進化だ。

ところで、この店。以前あった「どさん子ラーメンチェーン」の系譜上にある店として語ってきたけど、間違ってないよね?(^^;;
以前、一度入ろうかと中を覗いたら超満員だったので諦めた店だった。立町かと思ったら、住所は本通なんだなあ。「炭焼 一代め 本通店」である。

20171201_ichidaime1.JPG
真赤な日除け幕に「○」に「め」の文字。小奇麗な映画セットのような外観で、「街なかの洒落た若者を狙った店」にも見えて、ちょっと俺のようなおっさんは躊躇する感じもある。
この日も、「善吉」で満たされなかった思いを抱いて(笑)十日市に帰る途中、外から覗いて「お、今日はカウンターにまだ空きがあるぞ」とは思ったものの、一度はスルーして通り過ぎたのもそのためだ。

しかし、本通を歩いている途中で思い直し、引き返して訪店。結果的には、それが正解だった。

「角ハイボール」420円と、串焼きを「さび焼」230円、「梅焼」230円、「白肝(塩)」260円を注文。
ハイボールを、付き出しの枝豆とキャベツをむしゃむしゃやりながらちびちびやっていると串焼きが出てきた。

大将はラガーマンのような大柄な兄ちゃん(ほら、刈り上げた七三の髪型で髭生やして、高校の教職免許も持ってそうなラガーマンっているじゃん)なんだが、仕事ぶりは繊細で丁寧。それに客への心遣いも細やか。
俺は出入り口横のカウンターで飲んでたんだが、団体客が帰る時などに戸を開けっ放しにして外で仲間を待ってるヤツがいるじゃん。寒いんよね、そういうことをされると。でも、俺が閉めると気まずいじゃん。そういう時、すかさず大将が戸を閉めてくれるんよね。「寒いでしょ?すみません」って。
ま、常識の無い団体客(特に女に多い)は、またすぐに先に外に出ている連中が戸を開けて、「早く~」とか中に残っている仲間に声かけながら戸を開けっ放しにするんだけどね(^^;
酔っぱらいのバカ女め!

まあ、そんな風に繊細な仕事ぶりで焼かれた串はどれも美味かった。

「白肝(塩)」はもう少し塩が効いてたほうが好みなんだけど、でも、外がパリっと焼かれてて、中のとろけるような肉の舌触りとの対比が面白くて楽しめたわ。
「さび焼」には大将に勧められ、ちょっと醤油を垂らしたらこれまた絶品。

20171201_ichidaime3.JPG
思わず、「賀茂鶴 緑泉」450円を熱燗で追加。
ハイボールでやる焼き鳥も美味いけど、やっぱこの季節は熱燗だよね!

「親鳥 かしわ」210円、「せせり(塩)」160円と串も追加。これが大正解で、安いのに美味い!!この 2本は今度来た時も絶対注文せんといかんな。特に「親鳥 かしわ」。噛めば噛むほど旨味が出てきて、この日食った串の中で一番美味かったな。

最後に「葉わさび」390円を熱燗でちびちびやりながらフィニッシュ。いやあ、大満足。

お客さんも多くて賑やかな店だけど、独りで飲んでいても居心地の良い店であった。

「一代め」、良いね!!年内にもう一回くらい行きたいな。
昨夜は久しぶりに「Aki若」で一杯飲んで行こうと思ったんだけど、なんと珍しくカウンター席は一杯。いや、4席あるんだけど席間隔が狭くて、正直大人二人が座ると一杯なんよね。

20171201_zenkichi1.JPG
実はこの間「こーべや」で「新政 No.6 R-type」を見つけたんだけど、月末でまったく金が無くて買えなかったのよね。だから、「Aki若に No.6 あるんじゃねえかなあ。一杯だけでも No.6 呑みたいなあ」と向かったわけだけど、残念な結果に・・・

仕方ないので、そこから徒歩 3分ほどの立ち呑み屋「善吉」に。

・・・が、悲しいことにこの日はほとんど接点がなかった。

女の子は厨房にいたのだが、給仕は男性スタッフがやっていた。ビールも料理も男が持ってきた。

彼女と接点があったのはお勘定の時だけだった。
俺が注文したのは「白身フライドリンクセット」600円也と、「スパイシーチョリソーサラミ」300円也で合計 900円のはずだったけど、950円請求された。サラミを 350円で計算したのか?いや、俺が値段を間違えていたのかもしれない。そうだろう。彼女が間違えるはずがない。間違えているのは俺だ。
俺は千円札で 950円を支払った。「50円お返しです」とお釣りを渡してくれる彼女の手に触れた。幸せだった。

50円なんかどうでもいい!!

20171201_zenkichi2.JPG
ところで、俺はこの日まで「唐揚げドリンクセット」というのが存在していると信じていた。
「今日は、熱々の鶏の唐揚げと一緒にビールをやるのだ。そうなのだ」と思いつつ「善吉」を訪ねた。
俺の思い違いだった。鶏の唐揚げのドリンクセットはなかった。
「厚揚げ空揚げドリンクセット」と「クワイ空揚げドリンクセット」だけであった。(「善吉」では「空揚げ」の漢字を使用)

「クワイの唐揚げって・・・いや、厚揚げもどうなん?」まったくデブの心には響いてこないメニューだ・・・

ニ週間前に訪店した時のあの幸せな気分は何だったのか・・・俺は打ちひしがれた心で飲み直す店を求めて立町を彷徨ったのであった・・・
というわけで、無事、この月曜日(11/27)に「廣島立ち呑みん祭2017」のゴールを「串あげ 寅卯」で決めました。

20171127_torau2.JPG月曜日は定時で仕事が終わったので、すぐに「寅卯」へ。
さすがに俺が口開けの客。大将の姿は見えず。
取り敢えずモルツの生ビールを注文。本当は日本酒でのんびりやりたかったんだけど、事務所に戻ってやりたいことがあったので軽くビールで。

んが、やはりそこは「廣島立ち呑みん祭2017」の記念すべきゴールなので、食うものはしっかり食っとくかってことで、串あげ三本(「ささみガーリック」「赤いウィンナー」「山芋」)に、「せせり塩焼き」「ハムカツ」を注文。
いや、ガッツリという割りにはこんなもんか。なんか、「立ち呑みん祭」でササっと回るためにあまり注文しない癖がついてしまった(笑)

そうこうしているうちに大将登場。
他に客もいなかったので、そのまま大将もカウンターについて一緒に一杯。

そういえば、大将が昨年、「来年は絶対うちでゴールしんさいよ。景品の当選率高いけえ」と言っていたので、今年も「寅卯」で真っ更のスタンプカードを受け取った後、

「あ、まだ(寅卯の)スタンプはええけえ。ここでゴールしたほうがええんじゃろ?」
「そりゃ(いつもここで呑んでるんだから)ここでゴールせんにゃあいけまあ」

みたいな会話をしてスタンプラリーをスタートしたわけだけど、大将に「約束どおりゴールしに来たよ」って言ったら「え?なんだっけ?」みたいな反応でずっこけたわ(笑)

「立ち呑みん祭、ここでゴールせえって言うたじゃん」
「そうじゃったっけ?」
「景品の当たる確率が高いっちゅうて」
「ああ、そうよ、そうそう。」

だって(^^; ま、いいけど。やっぱ、「寅卯」でゴールが一番落ち着くからね。

20171127_torau1.JPGそれからしばし、「宮島ビールが難関店かと思ってたらドラ☆キチだった」みたいな「廣島立ち呑みん祭2017」の話題をあれこれしていたのだが、それがいつのまにか「そお小学校」の名前を決めた時の岩国市教育委員会のいい加減な仕事ぶりや、地元の爺さんの「歴史を大切にする」という言葉で誤魔化した頑固な懐古主義の話になり、最後は「咲」のチョーさんが俺のことを完全に忘れていたという悲しい思い出話へとうつっていったのであった。

よそでは出来ないこの話題。ああ、「寅卯」はやはり俺のホームだ(笑)

<余談>
そういえば、チョーさんの旦那さん、岩国市玖珂町出身だって。
この間、某立ち呑み屋の前バイトさんの実家が岩国という話も聞いたし。
ほんま、「寅卯」だけでなく、広島の立ち呑み屋ネタにしばしば「岩国市」が出て来るのはどうしたことか(笑)

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